“凡尔赛文学”
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ここ数日“微博/wei1 bo2/ウェイボー”を中心にザワついているらしい。どうやら“ベルサイユのばら”の中国語訳の“凡尔赛玫瑰”をもじった新語のようだ。“凡尔赛文学”または略して“凡学”。和訳すると“ベルサイユ文学”または“ベルばら文学”といった感じであろう。
私は中国語の翻訳や通訳の他に中国の方にオンラインで日本語を教えており先日、授業を通して生徒さんを通して知った新語なのである。
私「それで“凡尔赛文学”とは?」
生徒さん「え~とね、これは最近“ウェイボー”で流行っていてblah blah blah ja ja ja:)」
私「うむうむ。なるほど。」
結果、“なんとなぁく”しか理解できずで
自分でも調べてみました。
以下がその定義である。

簡単に訳すと、
“贅沢・豪華な生活を直接的ではなく相反する表現でさりげなく暴露する。一般的には冗談に用いる”
続いて例文

“夫がピンクのランボルギーニをプレゼントしてくれたんだけど、この色はあまりにも女心を分かってないな。あぁ、どうやってこの色は好きじゃないってことを伝えようかしら?”
もう一つ

“親友とショッピングに行ったんだけど、店員が私のことを娘だと思ったのよ。したら親友は私の母ってこと?頭来ちゃう、今どきの店員は本当に人を見る目がないわ!”
といった具合である。
なんとなく理解できたんではないだろうか?
とは言え中国でも下記のように
「良く分からん!」という人も少なくない。

“自分も読んでみたけど、まだよく分からないな”
少々乱暴だが要は“自慢”をする行為と言えるであろう。
また先日友人から
“ベルばら文学レベルテスト/凡尔赛文学水平考试”
なるものが送られてきた。
さらに理解を深めたい方にはおすすめだ。
ちなみに、私は60点であった。

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