おすすめの広東語学習法-ドラマ・映画編-

お金をかけずに広東語の基礎を学べるかもしれない方法をいくつか紹介していきます-

YouTubeに続きこちらも定番の学習法ですね。「ドラマや映画で楽しく学ぼう!」「上達の秘訣はシャドーイング!」なんてフレーズをよく見ます。香港映画と聞くとジャッキー・チェン(成龍)やブルース・リー(李小龍)に代表されるカンフー映画を思い起こす人が大半ではないでしょうか?確かにカンフー物は多く似たようなシナリオの作品も多いのが実情です。そこで、今回はそんな中から個人的におすすめの「あるある」でない作品を紹介していきます。

一つ目は、複数の俳優を起用して様々な恋愛期の二人の日常を描いた「玛嘉烈与大卫/マーガレットとデヴィッド」というシリーズ。タイトル通りマーガレットとデヴィッドを中心に展開していく作品で派手な演出はないのですがリアリティがあり多くの共感をよんだ作品です。「绿豆/lǜ dòu」と「前度/qián dù」という作品があり、どちらも中国の動画サイト「腾讯视频/テンセント動画」で視聴可能。第一話は無料で視聴可能なのですがそれ以降は有料の会員登録をする必要があります。有料と言っても決して高くなくキャンペーンや初めて会員登録をする方であれば一か月6人民元ほどで登録可能です。

続いては同じ監督が手掛ける「叹息桥/tàn xī qiáo」という作品。同じ俳優も数名出演しており先ほど紹介した「玛嘉烈与大卫」シリーズのスピンオフ的な印象。時系列的には「前度」→「绿豆」→「叹息桥」といった感じかな。もちろん、一タイトルでも楽しめますしどの作品から見ても楽しめます。こちらの作品は「优酷/yōu kù」というサイトで二話まで無料視聴可能。続きは同じく有料会員になる必要があります。6人民元=およそ107円。支払いはウィーチャットペイやアリペイ。)

「テンセント動画」では下記のようにスクリーンショットしてシェアすることが出来るのですが、
「前度」で興味深いシーンがありました。

「小日本」とは日本や日本人を侮辱する表現で通常は「ピー音」が入り放送規制されるような表現なのですが堂々と「小日本」という字幕が表示されています。ですが、二枚目のどのセリフをシェアするかを選ぶページでは「当前截图无字幕」(該当シーンには字幕がありません。)となっています。オリジナルのシーンでは「小日本」ではなく「日本仔/ jat6 bun2 zai2」と言っており直訳すると「日本人」や「日本のもの」といった意味になります。「仔/zai2」は主に「男の子」を意味するのですが広東語圏では親しみを込めて「誰かや何か」を呼ぶときによく使われます。上述のシーンでは女性が手にしているぬいぐるみを指して「日本仔」と言っているので字幕の意とは正反対と言えるでしょう。

石→石ころ、芋→お芋。靚仔/leng3 zai2→お兄さん、若いアルバイトなど→打工仔/daa2 gung1 zai2など。)

安くてもお金を使いたくない方や指定の支払い方法が使えない方にはこちら

「港剧屋」

香港で最も有名なテレビ局「TVB」の作品を中心に鑑賞できるサイト。往年の名作や最新作までタイトル数はかなり多いです。ただ、オフィシャルではなく、いわゆる違法サイト(海賊版の類)なんだろうなという印象。画質はイマイチで読み込みもちょっと遅いことがありストレスを感じることがあります。字幕も多くは繁体字しかない為、繁体字にしか慣れていない方にはちょっときついかも(?)

ここで紹介した以外にも多くの動画サイトやストリーミングサービスがあるのでご自身でも検索してみると色々見つかると思います。(オフィシャルか否かを問わず…。)

皆さんもお気に入りの作品と出会い楽しく広東語を学んでいきましょう!


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