さて、無事に14日間の強制隔離が終了しました。
部屋から一歩も出ることが許されない14日間の強制隔離が終わったら「やったー!自由だー!」っと自由に歩き回れるわけではなく、その後の7日間は自主隔離期間となります。とはいえ、特に大きな行動制限はなく食事や買い物が可能で温度感としては日本でいう「不要不急の外出」は避け「自粛生活を心がけてください。」といった印象です。ですが、日本とは異なり非常に大事なことがあります。それは「3日に1回のPCR検査」です。このルーティーンは自主隔離期間も変わりません。同じく違反者は※罰金かつ禁固刑が科せられるので、「うっかり、忘れてた。」や「面倒くさい」などの理由で検査を受けないなどがないようにご注意を!なお、検査が必要な日は香港入境日から「16日目と19日目」です。(香港に着いた日を1日目とカウントします。)※最高25,000香港ドル(約37万円)および6か月の禁固刑
検査予約が必要です。
では、強制隔離時のように衛生局の方が来て検査してくれるのかと言えば、さすがにそうではなく自身で予約して検査ポイントに行く必要があります。予約はネットで簡単に出来ますが注意点もあり英語や中国語が苦手な方もいらっしゃるかと思うので軽くまとめておきます。
まずは、香港政府の予約ページに飛びます。→「社區檢測中心」(※対応言語は英語と中国語のみ。)
全体的な流れは動画をご覧いただけると幸いです。
香港の電話番号が必要
おそらく、これが最も面倒…。私もその時になって初めて知ったのですが予約の確認や検査結果の通知をSMSで受け取る必要があるため現地の電話番号が必要になりました。公用で香港に来ている方は別として私のように個人でなんとなく香港に来ている方は持ってない方も多いでしょう。私も「ちょっと、困ったな…。」と思い先に紹介した「社區檢測中心」にある「よくある質問」を確認。もし、香港の番号がない場合は代理の人間の番号でもOKとのこと。「じゃ、もったいないし買いに行くのも面倒だから、宿のオーナーに頼もうかな?」と思ったのですが、それはそれで気を使うし何度も頼むのも悪いなと思い、急遽SIMカードを買いに。(決して高くないし現地の番号は持っていたほうが都合も良いだろうしね。)私は番号さえあればOKだったので半年使えて20香港ドルのカードを購入。
「安心出行」のダウンロード
入境の際に空港でも説明がありますが検査会場に入る際も「安心出行」が必要になります。日本でいう接触確認アプリ「COCOA」に当たるものでQRコードを読み取って行動履歴を管理します。※今現在はアプリなしでも入店可能なお店もありますが2021年12月9日より適用範囲が拡大し今後はこれがないとレストランや商業施設には入店が出来なくなります。大陸との往来の再開に向けてこの「安心出行」の普及率を上げる必要もあるようで今後も厳格になるでしょう。尚、ネット環境がなくても使用可能なのでご安心を!(※2021年11月24日現在)
あと必要なのはパスポートと空港で渡される「隔離令」くらいかな?

以上、参考にしていただけると幸いです。
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