昔は漢文を用いていたベトナム。勉強を進めていくと次第に実感しますが現在使われているベトナム語の6割~7割ほどは漢文(中国語)が元になっていると言われています。ただ、ここでいう“中国語”は広東語や闽南语などを含む広い意味での中国語なので実感の湧かない方や首を傾げる方も多いかもしれません。
例えば普通語
ベトナム語 | quảng cáo | 普通话 | 广告/guǎng gào |
công an | 公安/gōng ān |
広東語
ベトナム語 | cấm | 广东话/粤语 | 禁/gam3 |
cấp | 急/gap1 |
闽南语(台湾語)
ベトナム語 | hi vọng | 闽南语/台湾话 | 希望/hi-bang |
といった感じ。
声調も広東語と同じく6つなので広東語の出来る方は特に習得しやすいかな。
では、まずは語学学校から
私が勉強しているのはハノイ語(北部発音)なので紹介するのもハノイにある機関です。

・どうやらハノイで有名な語学学校。前回訪れた際(2022年9月)はコロナの影響もありグループレッスンは休講中でマンツーマンコースのみの開講。また日本語や中国語を解する講師も在籍しているので日本語や中国語での受講が可能。

・もう一校はこちら。
(ちなみにベトナムは香港とは異なり観光ビザなどでも受講可能。香港は就学ビザを取得しないと受講不可。)
続いての問題はビザですね。
現在はコロナ前と異なり正規ルートでは長期ビザが取れないのが現状。
そのためトータルで3か月ほどかかるグループレッスンは現実的ではないかな。
現状、商用などではなく個人かつ正規ルートで申請・取得可能なビザの中で最も日数が長いのは「eビザの30日」。
現地での延長は不可なので30日以上の滞在を予定している方は第3国(タイやラオスなど。)に行き再度申請する必要あり。通常、取得まで3営業日かかりますが現地の旅行会社に依頼すれば短縮も可能。
ベトナムのe-Visa公式ガイド | Vietnam Tourism
知人が開いている旅行会社
次回はビザサポートがあり中長期を予定している方も安心の大学情報を紹介しようと思います。