ベトナム語学習-ちょっと変わった数字表現。-

ベトナムでお会計時などに「あれ?」っと思ったことがありませんか?当初は自分の聞き間違いかと思っていたんですが、そうではなく広東語と同じく発音や表現が変化するパターンがあるんですね。ここでは前回の曜日表現に続いてベトナム語のちょっと特殊な数字表現を紹介していきます。

まずは簡単なところから。
「20」以上の場合「10」を表す「mười」が「mươi」に変化。

ベトナム語(〇)ベトナム語(✖)
20hai mươihai mười
30ba mươi ba mười
40bốn mươi bốn mười

「mươi」の替わりに「chục」を使う表現。(個人的にはあまり聞かない。)
(※「mươi」の後ろに数字がない場合のみの活用法。)

変化前変化後
20hai mươi hai chục
30ba mươi ba chục
40bốn mươi bốn chục

一を表す「một」が十を意味する「mươi」の後につく場合「mốt」に変化。

ベトナム語(〇)ベトナム語(✖)
21hai mươi mốthai mươi một
31ba mươi mốt ba mươi một

曜日表現と同じく「4」が変化するパターン。
(※20~30の場合「bốn」と「tư」両方使うが30以上の場合は主に「tư」を使う。)

24hai mươi tưhai mươi bốn
34ba mươi tư (ba mươi bốn)
44bốn mươi tư (bốn mươi bốn)

これは本当に多い。
「5」を意味する「năm」が「mười」の後に来ると「lăm」。「mươi」の後に来ると「nhăm」に変化。

ベトナム語(〇)ベトナム語(✖)
15mười lămmười năm
25hai mươi nhăm hai mươi năm
45bốn mươi nhăm bốn mươi năm

最後はかなり限定的かつ特殊なパターン。
「21~29」の場合「hai mươi」が「hăm」に変化。「31~39」の場合「ba mươi」 は「băm」に。

変化前変化後
21hai mươi mốthăm mốt
25hai mươi nhăm hăm nhăm
34ba mươi tư băm tư
37ba mươi bảy băm bảy

代表的な表現はこんな感じです。
次回は広東語とセットでベトナム語のお金の数え方なんかを紹介しようと思っております。


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